沖縄県那覇市が2017~18年度に課税すべき個人市民税の一部計320万円余を課税していなかったことが分かった。対象者は78人。市は20日からおわびの文書と納税通知書を送るなどの対応をしている。
市民税課によると、担当職員が体調不良で業務を年度内に終わらせることができず、上司も把握していなかった。今年8月に担当職員が休み、担当していた業務を他の職員が整理した際に判明した。
同課は「本人も反省している。再発防止に向けてチェック体制の強化やシステムの見直し、職員のスキル向上に取り組む」としている。