台風18号、あす夜先島に最接近 沖縄本島は1日にも


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 フィリピンの東にあった熱帯低気圧は28日午前9時、台風18号に発達した。同日午後6時現在、同国の東にあり時速35キロの速さで西北西に進んでいる。沖縄気象台によると今後、勢力を強めて北西に進み、30日夜に先島諸島に最接近し、猛烈な風が吹く見込み。台風の進路によっては1日にも沖縄本島に最接近する恐れがあり、暴風や高波、大雨への警戒が必要だ。

 気象庁によると台風の中心気圧は1000ヘクトパスカルで、最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートル。中心の周囲390キロ以内が風速15メートル以上の強風域となっている。

 29日午後6時には勢力を強めて沖縄の南に進み、予想される中心気圧は985ヘクトパスカル。最大風速30メートル、最大瞬間風速30メートルに達する恐れがあり、中心の周囲140キロ以内が暴風警戒域となる見込み。

 先島諸島は30日から1日にかけて、沖縄本島では1日に警報級の大雨が降る恐れがある。台風の影響で、大気の状態が不安定になっており、沖縄地方では28日から落雷や竜巻などの激しい突風、急な強い雨が発生しやすくなっている。