小5の友利涼さんに栄冠 宮古島民謡大会inやんばる 伸びやかな歌声で「伊良部とうがに」


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「伊良部とうがに」を披露する最優秀賞の友利涼さん=28日、名護市の名護市営市場広場

 【名護】「第5回宮古民謡大会inやんばる」(主催・同大会実行委員会、共催・琉球新報社、沖縄北部地区宮古郷友会、沖縄宮古郷友連合会、沖縄宮古民謡協会、資源活用管理協会、人・まちづくり財団、宮古テレビ)が28日、名護市営市場広場で開催された。県内外から21人が出場し、「伊良部とうがに」を歌った宮古島市立平良第一小5年の友利涼さん(11)が最優秀賞に輝いた。

 昨年まで「なりやまあやぐ大会inやんばる」として開催していたが、今年から課題曲を「なりやまあやぐ」を含む10曲に増やし、大会名も改めた。出場者最年少の友利さんは伸びやかな歌声で観客を魅了。1年生から民謡教室に通い、宮古民謡で最も難しいといわれる「伊良部とうがに」で栄冠をつかんだ。友利さんは「落ち着いて歌えた。高音もうまく出せた。優勝できてうれしい」と語った。

 その他の入賞者は以下の通り。(敬称略)
 ▽優秀賞 高原浩子
 ▽特別賞 高野公子、津波仁