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異常気象、ワイン打撃 60年で最低に 推定生産量


異常気象、ワイン打撃 60年で最低に 推定生産量 ワイン用のブドウ=10月、英南部(ロイター=共同)
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 【パリ共同】国際ブドウ・ワイン機構(本部フランス)は7日、今年の世界のワイン生産量が過去約60年で最低の水準に落ち込む見通しだと発表した。イタリアなど主要生産国が干ばつなど異常気象に見舞われたことが原因だとしている。
 今年の生産量は推定241億7千万~246億6千万リットル。中間値は244億1千万リットルで、昨年より7%落ち込む見通し。約214億リットルだった1961年以来最も少ない。ただ今回は初期調査で数値などは今後変わる可能性があるという。
 国別では、イタリアが昨年比12%減の43億9千万リットルで、不作だった2017年以来最低の見込み。その結果、同国は世界最大のワイン生産国の座を失い、フランスが代わる見通し。