世界中の家系図を制作し無料で提供するNPO法人ファミリーサーチのスティーブン・ニックルアジア太平洋地区シニアマネジャーと、関口治アジア北地域エリアマネジャーらが18日、琉球新報社に島洋子統合編集局長を訪ねた。沖縄からの移民の子孫がルーツ探しをする手助けを進めたいとの意向を示した。
ファミリーサーチは、世界中の人たちが書き込んだり、公の記録から収集したりした情報をインターネット上に公開している。日本各地からの移民データもある。
ニックルさんは、ハワイなどの日系移民の子孫がルーツを探そうとしても、情報がないという現状を紹介し「われわれは家族の歴史や背景をたどれるようにサポートしている」と意義を語った。