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輸入差し止め 上半期40%増 県内、偽ブランド最多


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 沖縄地区税関は8日、2023年上半期(1~6月)に海外から県内に輸入された偽ブランド品などの知的財産侵害物品の差し止め状況を発表した=写真。輸入差し止め件数は84件で前年同期比40・0%増加した。同税関は、22年10月に改正関税法などが施行され、個人使用での模倣品輸入も取り締まり対象になったことが、差し止め件数の増加につながったと分析している。物品数は488点で前年同期比6・5%の減少だった。
 差し止め物品の品目別では靴類、衣類、バッグ類の上位3品目で総件数の9割弱を占めた。
 偽ブランド品などの商標権侵害が83件で、差し止め件数のほとんどを占めた。
 国別では中国からの輸入が最も多く64件で、ベトナムの5件が続いた。