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泡盛普及 紺碧会が解散 東京 百瀬会長らつどい


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【東京】明治大学名誉教授の百瀬恵夫さんが会長を務める県地場産業・泡盛を育てる会「紺碧会・東京」が解散し、新宿のホテルグランヒル市ヶ谷で8日、百瀬さんの長年の功労に感謝するつどいが開かれた。
 つどいには県酒造協同組合の役員ら交流を続けた26人が出席。百瀬さんは「味わいがあり、深みがある。私は泡盛が大好き。今も泡盛以外は飲まない。泡盛の関東への普及でよくやってきた。この会に功績があったと思う」と振り返った。
 紺碧会は、沖縄泡盛の普及と沖縄の産業発展を目的に百瀬さんが1988年に開催したのが始まり。これまで33回の会合を開いてきた。コロナ禍でここ数年は休会を余儀なくされたが、コロナ前の会合には数百人規模の来場があった。今月時点で会員数は600人超に及ぶが、百瀬会長をはじめ、会員らの高齢化なども考慮し解散を決めた。
感謝するつどいであいさつする紺碧会の百瀬恵夫さん =8日、東京都新宿区