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水路記念日 海保がPR 美ら海水族館、29日まで


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【本部】12日の「水路記念日」に合わせ、第11管区海上保安本部は10日、本部町の沖縄美ら海水族館でPR活動を実施した。海保の職員らがパネルの前で海図や測量の大切さについて紹介した。海保のマスコットキャラクター「うーみん」も登場し、親子連れが写真を撮るなど、楽しんでいた=写真。
 水路記念日は1871年に、日本政府内で測量や海図作製を担う兵部省海軍部水路局が設置された日。パネル展では、米国のペリー提督が来県した際に測量して製作した、約170年前の那覇の海図を展示。海底地形の測り方もイラストなどで紹介した。
 同本部海洋情報監理課の内田昌治課長補佐は「沖縄の物流は99%が海上輸送となっている。船舶が安全に航行するために大切な海図について、広く知ってほしい」と話した。パネル展は今月29日まで開かれ、18日午前11時~午後2時には、海保マスコットキャラクターが登場する。 (池田哲平)