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沖縄ブース 食に歌に盛況 愛知、全国県人会まつり


沖縄ブース 食に歌に盛況 愛知、全国県人会まつり ふるさと全国県人会まつりでビールや泡盛、天ぷらなどを販売する愛知沖縄県人会連合会のブース=10日、名古屋市中区久屋大通公園、久屋広場
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 ふるさと全国県人会まつり(同実行員会主催)が9、10の両日、名古屋市中区久屋大通公園・久屋広場で開かれた。全国35の各県県人会がテントブースを設け、自慢の郷土料理や酒、菓子、果物などをPRし即売した。ステージでは青森のねぶた跳人踊り、山形の花笠踊り、徳島の阿波踊り、愛知沖縄県人会からは琉球民謡協会竹川美奈子民謡研究所が出演し、三線や舞踊を披露した。
 沖縄のブースでは「沖縄のまーさーむん大集合」と銘打ち、サーターアンダギー、沖縄天ぷら(モズク・芋・カボチャ)の揚げたてを販売した。好評な売れ行きで完売した=写真。
 テント横ではまつり名物となった沖縄県人会連合会の自主的なステージがあり、2日間にわたって三線の音色が響き渡り、時おりカチャーシーの輪ができた。
 沖縄県大阪事務所の芦谷一博所長、名古屋情報センターの税所清隆所長らがテントを訪れ、交流を深めた。前日からテント張りをして、ブース前で三線で客を呼び込んだ松川伸之さん(宮古民謡保存会)は「コロナ禍で自粛していたまつりが今年は盛大にやれて、皆さんに喜んでもらえてうれしい」と笑顔で話した。 (古堅初子通信員)