岡山県は12日、水島港国際コンテナターミナル(同県倉敷市)で、強い毒性を持つ特定外来生物「コカミアリ」=写真=が約980匹見つかったと発表した。積み替えのためコンテナが置かれていた神戸港でも約50匹確認された。人的被害はいずれもないとしている。県によると、国内への侵入は2例目。定着すると急速に増殖し分布拡大の恐れがあり、水際対策の強化が急がれる。
水島港国際ターミナル内では7月にも約30匹が確認されていた。その後、新たな個体の発見はなかったため、今回新たに侵入したとみている。
コンテナはフィリピンから神戸港を経由し、水島港で陸揚げされた。
コカミアリは中南米原産で、体長1~2ミリの小型。
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外来種の毒アリ 岡山で980匹確認 神戸に続き、被害なし
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琉球新報朝刊
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