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「アレ」の原動力 パインアメ? 阪神・岡田監督 1試合に7個、縁起物で話題に


「アレ」の原動力 パインアメ? 阪神・岡田監督 1試合に7個、縁起物で話題に 「ローソンHA阪神甲子園西口店」で、パインアメを並べる店員=12日午前、兵庫県西宮市
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 優勝への原動力はパインアメ?―。ペナントレースで首位をひた走る阪神タイガースの岡田彰布監督はその発言だけでなく、口の中にも注目が集まっている。試合中でも好んでなめるというパインアメ。ファンの間では縁起物として話題になっており、18年ぶりのセ・リーグ制覇を目前に控え、売れ行きも好調だ。
 きっかけは、7月下旬に放送された民放テレビ番組の岡田監督インタビューだった。パインアメを1試合で7~8個食べていると明かすと、試合中に岡田監督が口に入れる姿がテレビ中継などに映るたびにX(旧ツイッター)で話題となった。
 9月上旬、阪神ファンが多く立ち寄る「ローソンHA阪神甲子園西口店」(兵庫県西宮市)では、優勝へのマジックナンバーが書かれたポップとともに、大量のパインアメが並ぶ。
 購入した大阪府の高田善恵さん(78)は「監督が幸せそうになめていたからつい買ってしまった」と話した。
 パインアメを製造、販売する「パイン」(大阪市天王寺区)は、放送直後に岡田監督に千個差し入れた。8月の売り上げは昨年同月と比べ倍になっており、担当者は「18年ぶりとなるリーグ制覇への期待の高さを感じる。ぜひ優勝してほしい」と力を込めた。
試合前にパインアメを口にする阪神の岡田監督=8日、兵庫県西宮市の甲子園球場
「ローソンHA阪神甲子園西口店」で、パインアメを並べる店員=12日午前、兵庫県西宮市