参加を呼びかける「２０２３島嶼音楽季」の出演者や関係者ら＝14日、県庁
琉球新報朝刊 沖縄と台湾のアーティストらが集い、文化交流を深めるイベント「２０２３島嶼（とうしょ）音楽季」が１３日、那覇市内で開幕した。１７日まで。イベントは２０１４年に始まり、ことしで１０周年を迎えた。沖縄と台湾で交互に開催。コロナ禍はオンライン、昨年は台湾で開催され、沖縄開催は４年ぶり。
メインの音楽イベント「島嶼音楽会」が１６、１７の両日、那覇市の桜坂劇場で開催される。沖縄と台湾の台東、花蓮を拠点とする音楽家らによるライブが開かれる。
主催の台湾国立台東生活美学館の蘭美幸さんは１４日、県庁で記者会見し「音楽を通じてさまざまな文化やルーツを理解し合う機会にしたい」と話した。
入場無料。両日とも当日の午前１０時から受付で整理券を配布する予定。両日午後１時から６時まで、桜坂劇場前と希望ヶ丘公園内でフード屋台と雑貨店が出店する「台湾マルシェ」が開かれる。（田中芳）
