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甦る首里城を守る会 11月3日に祈念公演 歴史講座も


甦る首里城を守る会 11月3日に祈念公演 歴史講座も 甦る首里城を守る会の活動をPRする同会の久保田照子会長(写真左)と11月3日の祈念公演に出演する玉城流翔節会の玉城節子家元=12日、那覇市の琉球新報社
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 琉球史に関する連続講座を開講している「甦(よみがえ)る首里城を守る会」の久保田照子会長=写真左=らが12日、琉球新報社を訪れて講座内容を紹介し、受講を呼び掛けた。23日は麻生伸一琉球大教授の「文字から見た近世琉球」、10月28日は鈴木耕太県立芸大准教授の「御冠船踊と組踊」、11月25日は同会の仲村高子歴史部会部長の「神々からのメッセージ」。会場は那覇市首里の沖縄美ら島財団那覇管理事務所で、いずれも時間は午後2~4時、参加費は千円。申し込みは久保田会長、電話090(9579)6345。
 同会は11月3日、首里城内の首里森御嶽(すいむいうたき)前で第2回甦る首里城を守る会祈念公演を開催する。観覧無料。琉球舞踊を披露する玉城流翔節会の玉城節子家元=同右=は「首里城は琉球の芸能発祥の地。そこで踊れることはうれしく、若い人たちも憧れを抱くような公演にしたい」と意気込んだ。