＜備えて安心・損保協会沖縄支部便り＞事故多発交差点マップ

　昨年１年間に沖縄県内で発生した人身事故２７７８件のうち、約６割の１５９２件が交差点や交差点付近で発生しています。交差点（付近を含む）事故は出合い頭が最も多く、次いで追突、右左折時の順となっており、これらで全体の約８割を占めています。
　昨年１年間で最も事故の多かった交差点（付近を含む）は、北谷町の「北谷交差点」で１０件の事故が発生しています。次に多かった交差点は、那覇市の「安謝交差点」と「松山交差点」、宜野湾市の「宇地泊交差点」で７件、次いで那覇市の「おもろまち駅前交差点」と「真地交差点」、浦添市の「屋富祖交差点」で６件でした。これら７カ所の交差点のうち、５カ所は国道５８号線にあります。
　１位の北谷交差点で発生した１０件のうち、４件が右折車と直進車の事故で、３件が追突事故です。右折時は、対向直進車の距離と速度を確認し、信号の青矢印が出てから右折するなど、余裕をもって運転しましょう。追突事故の対策としては、他に気を取られて運転がおろそかにならないように、運転に集中しましょう。
　日本損害保険協会では、沖縄県をはじめ都道府県ごとに「全国交通事故多発交差点マップ」をホームページで公表しています。最新版では、ワースト５の交差点の特徴や、事故類型別にみた事故の主要因や、予防策等を紹介しています。ぜひご覧ください。
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