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美ら海「まるごと」清掃 27日まで 35カ所、40団体参加


美ら海「まるごと」清掃 27日まで 35カ所、40団体参加 ワールドクリーンアップデーと連動した「沖縄まるごとゴミ拾い」で海岸のごみを探す参加者ら=16日午前、浦添市のてぃだ結の浜
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

世界SDGs週間(16~25日)にちなんで県内約40団体が連携してビーチクリーンなどに取り組む「沖縄まるごとゴミ拾い」が16日、浦添市のてぃだ結の浜など県内各地の海岸で始まった。県主催のイベント「みんなでSDGs」の一環で、16~18日、22~24日、27日に県内35カ所の海岸で実施予定。世界197カ国と展開する「ワールドクリーンアップデー」とも連携して活動を発信している。実行委は幅広い層の参加を呼び掛けている。
初日は浦添市のほか読谷村、波照間島など9カ所で行われた。てぃだ結の浜にはごみ拾いボランティア「お手を拝借プロジェクト」(田中奈緒美代表)の呼び掛けに約50人が参加し、岩場からペットボトルや発泡スチロール、花火の燃え殻などを拾い集めたほか、砂浜に埋もれた漁網を数人がかりで掘り出した。
ボランティア部の部員3人と参加した那覇国際高2年の大山笑依(えみい)さんは「ボランティアは初めてで、イメージ通りごみがたくさん集まった。周りの人にも(参加を)勧めたい」と話した。活動の詳細はインスタグラムで「沖縄まるごとゴミ拾い」で検索。 (慶田城七瀬)
ワールドクリーンアップデーと連動した「沖縄まるごとゴミ拾い」で海岸のごみを探す参加者ら=16日、浦添市のてぃだ結の浜