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もちもち食感長持ちうどん 岡山で開発、食品ロス減へ


もちもち食感長持ちうどん 岡山で開発、食品ロス減へ うどん粉「讃岐一筋」で作った麺を手にする小田象製粉の松永成司さん(左)=7月、岡山県倉敷市
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 岡山県倉敷市の製粉会社「小田象製粉」が、ゆでた後も、もちもちした食感や強いコシをより長く楽しめるうどん粉を開発した=写真。同社の従来品の約2倍に当たる1時間ほど持続する。スピード重視のうどん店では、ゆで置きして来客に備えるため、数十分で伸びてしまい廃棄するケースが多いといい、同社は「店にとってはプラス20分、30分がかなり重要。食品ロス削減につなげたい」と期待を込める。
 2021年に開発を開始。一般的にうどん粉は小麦粉のみを使うが、新商品はタピオカ由来のデンプンやグルテン成分を追加。食感が約1時間続くよう仕上げた。