明治安田生命は20日、日本語の話し言葉でのやり取りが難しい障がい者や、外国人らとの意思疎通を円滑に行うための「警察版コミュニケーション支援ボード」合計1160部を県警に寄贈した。明治安田生命は全国の警察にボードを寄贈している。多言語表記に加え、イラストを付けて意思疎通が図りやすい工夫が施されている。県警への寄贈は7年ぶりで、ベトナム語への対応など記載内容を追加変更した。
同社の美馬俊介九州・沖縄公法人部長は「内容を充実させた支援ボードを通じて日頃お世話になっている地域の警察官の役に立てれば」と話した。県警の田場義浩地域部長は「有効なコミュニケーションツールとして現場からも好評だ。活用を進めたい」と感謝した。