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第7回沖縄空手道古武道功労賞 受賞者略歴


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 (1面に関連)
 安里 信秀(あさと・のぶひで)78歳。上地流沖縄空手道協会浦添道場主、範士十段。沖縄伝統空手道振興会などに結成当初から参加し、要職を歴任した。空手道会館(仮称)建設検討委員会委員長として、沖縄空手会館の建造に大きく尽力した。
 嘉数 嘉昌(かかず・よしまさ)79歳。沖縄小林流拳士会総本部会長、小林流範士十段。沖縄拳法や剛柔流、小林流を広く学ぶ。1977年のブラジルを皮切りに、アメリカや中国など世界各国で空手指導を行い、沖縄空手の普及発展に貢献した。
 島袋 春吉(しまぶくろ・はるよし)68歳。上地流空手道協会副会長。上地流教士八段、2011年から全沖縄空手道連盟副会長を7期務め、連盟運営を支える上地流のフランス大会に講師や特別審判として招聘されるなど国内外で実績を残した。
 新城 清秀(しんじょう・きよひで)71歳。上地流空手道拳優会会長、範士十段。親子三代続く空手家一族で、世界15カ国に支部道場を持ち、多数の指導経験を持つ。1992年にはフランスのユネスコ世界本部で県代表として空手演武を披露した。
 平良 貞行(たいら・さだゆき)70歳。沖縄空手道剛柔流会会長、教士八段。沖縄空手世界大会の実現に尽力し、海外派遣講師を多く、務める。県策定の沖縄空手振興ビジョンや沖縄空手ユネスコ登録推進会議にも関わるなど多方面で活躍している。