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多彩な表現69点 肢体不自由児・者作品展


多彩な表現69点 肢体不自由児・者作品展 表情豊かな作品が集まる第30回肢体不自由児・者の作品展=26日、那覇市おもろまちの県立博物館・美術館
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 第30回肢体不自由児・者の作品展(沖縄肢体不自由児協会主催)が26日、那覇市の県立博物館・美術館の県民ギャラリーで開幕した。10月1日まで。
 絵画や書、写真など個性豊かな作品69点が展示されている。入場無料。開催は午前9時~午後6時(最終日は同5時まで)。
 作品展は、第71回「手足の不自由な子どもを育てる運動」の一環で、肢体不自由児・者の理解と社会参加の支援などを目的に開催している。会場には「全国肢体不自由児・者の美術展/デジタル写真展」入賞作品と、県内の肢体不自由児・者の作品が展示されている。季節の風物詩を表現した絵画や、力強い書道の作品などが鑑賞できる。
 作品を鑑賞していた久場章大さん(40)=那覇市=は「どの作品も魅力があり、長居してしまった。想像力の豊かさに感銘を受けた」と話した。 (渡真利優人)
表情豊かな作品が集まる第30回肢体不自由児・者の作品展=26日、那覇市おもろまちの県立博物館・美術館