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震源推定で新運用 気象庁、緊急地震速報


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 気象庁は26日、緊急地震速報について揺れの過大予測を減らすため、震源の推定方法を改善した新たな運用を開始した。
 複数の場所で同時に地震が発生すると、同一のものと判断して地震の規模マグニチュード(M)を実際より大きく予測してしまうことがあったが、違う地震として処理できるようになる。
 これまでは観測した揺れが一つの地震かどうか、複数の方法を用いて判別していたが、検知時刻や振幅などのデータを利用して精度良く分析できる「IPF法」に一本化した。