有料

郷土芸能 ハワイで学ぶ 県内高校生16人 那覇で結団式


郷土芸能 ハワイで学ぶ 県内高校生16人 那覇で結団式 「高校生伝統芸能分野海外就業体験事業」の結団式に参加した生徒ら=16日、那覇市の国際電子ビジネス専門学校(提供)
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 伝統芸能を観光資源として活用している米ハワイ州に県内の高校生を派遣する「高校生伝統芸能分野海外就業体験事業」の結団式が16日、那覇市のKBC学園・国際電子ビジネス専門学校で開かれた。郷土芸能に関する活動に取り組む高校生らが参加し、1月に予定している現地研修に向けて胸を膨らませた。
 体験事業は県教育庁の主催で、KBC学園が受託して運営している。本年度は校長の推薦を受けた、舞踊や古典音楽などの稽古に励む生徒16人が参加する。
 事前研修として沖縄とハワイの歴史や観光について学び、表現力の演習や英会話のレベル向上に努める。1月に12泊14日の日程で現地の学校や商業施設などで披露し、2月に実演報告会を開催する予定。
 結団式では事業内容の説明や参加者の紹介のほか、八重山高2年の日當榮輔(ひあてえいすけ)さんによる決意表明が行われた。

「高校生伝統芸能分野海外就業体験事業」の結団式に参加した生徒ら=16日、那覇市の国際電子ビジネス専門学校(提供)