日本トランスオーシャン航空(JTA)は28日、乳がん検診の受診を推奨するピンクリボン運動推進のため、10月1日から1カ月間、乗務員らがピンクリボンを身に着ける。
客室乗務員や運行乗務員約千人が、機内でピンクリボンのバッジや肩章を着用し、乳がん検診受診を呼びかける。
ピンクリボン沖縄実行委員会によると、全国的に乳がん検診の受診率は新型コロナの影響で大きく低下し、現在もコロナ禍前の水準には戻っていないという。
同委員会は、受診の遅れで未発見のがんが進行し、治療の選択肢が狭くなると警鐘を鳴らしている。
JTAの末崎裕介取締役=写真左から3人目=は「2017年からの取り組みで、社内の受診率も上がっている。お客さまにとっても、受診のきっかけになればうれしい」と述べた。
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ピンクリボン着用 JTA乗務員 検診呼びかけ
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琉球新報朝刊