新たな国際映画祭「第1回Cinema at Sea 沖縄環太平洋国際フィルムフェスティバル」が、11月23~29日に那覇市内で開催する。メインプログラムでは、沖縄にルーツを持つハワイ・ホノルル生まれのクリストファー・マコト・ヨギ監督の作品を日本初上映する。
映画祭には10カ国以上から約40作品が参加する予定。環太平洋地域の国や島々で制作された作品を対象に、コンペティション形式による優秀作品の選考と上映を行うほか、国際共同制作を促進するワークショップなども企画している。
特集するクリストファー・マコト・ヨギ監督は、制作した「August at Akiko’s」が2018年のロッテルダム国際映画祭でワールドプレミアとして上映されるなど、近年注目を集めている。
ヨギ監督は「ハワイで生まれ育った沖縄人として、沖縄で自分の作品を上映することが夢だった」とコメントした。
映画祭では「Motion Gallery」によるクラウドファンディングや、映画制作者の交流やワークショップをする「沖縄環太平洋映画インダストリー」への参加も募集している。詳しくは、「Cinema at Sea」の公式ホームページで。
(田吹遥子)
クリストファー・マコト・ヨギ監督 (提供)
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県系ヨギ監督作品初上映 11月23日開幕 沖縄環太平洋映画祭
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琉球新報朝刊
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