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乳がん早期発見へ あす宜野湾で催し ピンクリボン


乳がん早期発見へ あす宜野湾で催し ピンクリボン ピンクリボン沖縄2023への来場を呼びかける那覇西クリニックまかびの上原協院長(右)と「那覇西ひまわりの会」の玉寄育子さん=28日、那覇市泉崎の琉球新報社
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 乳がんの早期発見・早期治療を促すイベント「ピンクリボン沖縄2023」が10月1日午後2時~4時、宜野湾市の沖縄コンベンションセンター会議棟Bの1階で開かれる。10月は乳がん検診推奨月間。婦人科や乳腺外科の医師、乳がんサバイバーらが講演する。
 県内では毎年千人余りの女性が新たに乳がんになり、150人近くが命を落としているとされる。乳がん検診受診率(40~69歳)は22年は48.8%と3年前と同程度にとどまっている。県内では全国と比べ、70歳以上の乳がん患者が増えているという。
 那覇西クリニックまかびの上原協院長=写真右=は「コロナで年配の方の検診控えがあり、コロナ前の水準に戻っていない。がんが進行して見つかる恐れがある」と話し、早期発見のため検診を受けるよう呼びかけた。