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犯罪防止へ店舗と連携 県警で連絡協議会


犯罪防止へ店舗と連携 県警で連絡協議会 小売店と関連する犯罪について情報共有する県店舗対象犯罪防止連絡協議会=9月29日、県警本部
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 県内のスーパーやコンビニなどと県警が連携して防犯活動を推進する県店舗対象犯罪防止連絡協議会が9月29日、県警本部で開かれた=写真。万引や自転車・バイク盗難、車上狙いや、特殊詐欺、適正飲酒などに関して現状を確認した。
 県内のスーパーやコンビニなど15企業・組合の代表者が参加した。県警の担当者は、不審者や高額な電子マネーカード購入者らに積極的な声掛けをするなど、犯罪未然防止を呼び掛けた。
 協議会の久髙盛朗会長(金秀商事総務部長)は「(協議会で共有される)情報を有効活用し、防犯対策に生かしてほしい」とあいさつした。
 県警の宮城貴生活安全部長は特殊詐欺件数・被害額が前年同期比で大幅に増加しているなどとして厳しい現状を説明しつつ、店員の声掛けで特殊詐欺被害を防げた件数が今年は8月末現在で10件あるなどの事例も紹介。「関係機関・団体と緊密に連携して対策を強化したい」とした。