有料

琉舞や泡盛、静岡で堪能 藤枝沖縄まつり


琉舞や泡盛、静岡で堪能 藤枝沖縄まつり 沖縄一色に染まった第4回藤枝沖縄まつり=1日、静岡県藤枝市の鬼岩寺(沖縄県名古屋情報センター提供)
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【静岡】沖縄の芸能・音楽や料理を楽しむ第4回藤枝沖縄まつりが1日、静岡県藤枝市の鬼岩寺(きがんじ)で開催され、多くの家族連れなどでにぎわった=写真(沖縄県名古屋情報センター提供)。
 イベントの主催者で、沖縄好きの写真事務所オリカラー社長の平井慎二郎さんが「沖縄の魅力を多くの人に知ってもらいたい」と、藤枝市と宮古島市が友好都市であることなどを縁に、2020年から祭りを始め、今年で4回目の開催となった。来賓であいさつした藤枝市の北村正平市長は「毎年、この祭りにいらっしゃるお客さんが増えている。沖縄との交流を深め、この沖縄まつりがもっと盛んになり、市民の皆さまに浸透していけるよう行政としても取り組んでいきたい」と話した。
 会場ではオリオンビール、泡盛、沖縄料理などの屋台や、宮古島の特産品販売ブース、沖縄物産企業連合とJAおきなわと沖縄アロエが合同でシークヮーサーのつかみ取り体験やドリンクを販売した。沖縄県名古屋情報センターによる観光案内ブースの出展もあった。
 ステージでは、うるま市出身の平川美香さんによる軽快なMCやライブ、静岡県内で活動する琉球舞踊やエイサーの団体の演舞などで盛り上がり、会場は沖縄一色に染まった。  (古堅初子通信員)