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21日、袴田事件を討議 那覇で沖縄弁護士会


21日、袴田事件を討議 那覇で沖縄弁護士会 シンポジウム「袴田事件から学ぶ-冤罪、再犯、死刑-」をPRする沖縄弁護士会の(左から)金高望弁護士、釜井景介弁護士、坂田吉加弁護士=4日、那覇市の沖縄弁護士会館
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 沖縄弁護士会は21日午後1時半~午後4時45分、シンポジウム「袴田事件から学ぶ-冤罪(えんざい)、再審、死刑-」を那覇市松尾の八汐荘屋良ホールで開く。1966年に静岡で一家4人が殺害された事件で死刑確定後、裁判のやり直しが決まった袴田巌さんの初公判は翌週27日、静岡地裁で開かれる。再審制度問題の関心を高めることが狙い。第1部で事件を伝えるビデオ上映後、第2部で弁護団事務局長の小川秀世弁護士、2014年に再審開始決定を出した元裁判長の村山浩昭弁護士が講演する。鴨志田祐美弁護士を含めた3人のディスカッションもある。沖縄弁護士会の金高望弁護士=写真左、釜井景介弁護士=同中央、坂田吉加弁護士が4日、那覇市の沖縄弁護士会館で会見し、来場を呼びかけた。
 申し込みは不要で入場無料。定員は130人。ビデオ会議システム「Zoom(ズーム)」でも参加可能。詳細は同会ホームページで。問い合わせは、電話098(865)3737。