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新基地反対 13日に集会 「宜野湾ちゅら水会」など


新基地反対 13日に集会 「宜野湾ちゅら水会」など 玉城デニー知事を応援する集会の開催をアピールする関係者ら=10日、県庁記者クラブ
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 米軍普天間飛行場移設に伴う名護市辺野古への新基地建設に関し、防衛省が申請した地盤改良工事の設計変更を巡る代執行訴訟が提起されたことなどを受け、玉城デニー知事を応援する集会が13日午後6時から県民広場で開かれる。市民団体「宜野湾ちゅら水会」と「9・29県民大会決議を実現させる会」が呼び掛けており「多くの県民に参加してもらい知事を守りたい」と話している。

 集会では、取り組みに賛同する団体や市民らによる意見表明が行われ、9月の新基地建設に関する最高裁判決の不当性を訴える。参加者に知事を応援するメッセージを書いてもらい、後日知事に届ける。イベント前の午後5時半には楽器演奏なども行われる予定。

 米軍による有機フッ素化合物(PFAS)の流出問題を追及するちゅら水会の町田直美共同代表は「これ以上の基地被害はいらない。苦悩する知事を守るため、県民投票で辺野古を反対したみんなでもっと声を出そう」と話し、イベントをアピールした。問い合わせは、電話090(8290)6577。