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子育て当事者の意見聞いて 埼玉条例に反対署名人訴え


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 埼玉県議会に自民党県議団が提出し10日に撤回した虐待禁止条例改正案に反対する署名呼びかけ人らが11日、厚生労働省で記者会見し、改正案提出の動きを「非常に拙速だった」として、各地の議会でも同様のことが起きないように「子どもや子育て当事者の意見を聞いて進めてほしい」と訴えた。
 署名活動はインターネットで行い、11日までに9万9千人分以上が集まったという。改正案は、子どもだけでの留守番などを放置による虐待と定めていた。呼びかけ人の野沢湖子さんは「ごみ出しやちょっとした買い物に行くこともある。条例は、子どもを四六時中監視していろと言われているような内容だった」と振り返った。