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愛知・蟹江町で 伝統舞踊や出店 読谷・大宜味メンバーら


愛知・蟹江町で 伝統舞踊や出店 読谷・大宜味メンバーら かにえ町民まつりで演舞する渡慶次青年会のメンバーら=8日、愛知県蟹江町
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 【愛知】愛知県蟹江町で第42回かにえ町民まつりが蟹江町役場庁舎周辺を会場に7、8の両日あり、蟹江町と交流がある読谷村、大宜味村のメンバーが訪れた。読谷村の渡慶次青年会=写真=が獅子舞、エイサーなどの伝統芸能を披露した。また、大宜味村はシークヮーサーを販売した。
 読谷村渡慶次青年会は8日、270年前から伝わる獅子舞、舞踊「高平良万歳」、青年エイサーを披露。「秋の踊り」で始まり、締め太鼓を回転させる「いちゅび小節」と楽しさと迫力を示し「唐船ドーイ」で観衆を魅了した。
 渡慶次青年会会長の比嘉誠太さん(27)は「私は初めての県外公演だったのでとても緊張したが、会場から同郷の方が指笛で応援してくれて励まされて頑張ることができた」とほっとした表情で語った。
 大宜味村役場企画観光課商工係長の大宜見朝之さん(44)は「10年から蟹江町長と大宜味村長が交流を始め、出店は2年前から。大宜味村のシークヮーサーが知られてきた」と笑顔で語った。
 他に愛知県内で活動するわしたユンタクまいふなエイサーが出演した。沖縄県名古屋情報センターが観光案内をした。
 (古堅初子通信員)