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県中学生 ロボ国際大会へ 佐和田さんら3人、日本代表 「力合わせ世界一に」


県中学生 ロボ国際大会へ 佐和田さんら3人、日本代表 「力合わせ世界一に」 日本代表としてロボットの国際大会WRO2023 PANAMAに出場することを玉城デニー知事(右)に報告した(左から)金城颯真さん、渡邉大士さん、佐和田優里さん=17日、県庁
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 11月7~9日にパナマで開催される世界最大級のロボット国際大会「WRO2023 PANAMA」に、県内中学生チームが日本代表として出場する。中学生チームでは県勢初の出場となる。選手の佐和田優里さん(13)=開邦中1年、渡邉大士(たいじ)さん(13)=沖縄アミークスインターナショナル中1年、金城颯真さん(13)=同2年=の3人が17日、玉城デニー県知事を訪問し、世界大会出場への意気込みを伝えた。
 同大会は世界90カ国以上から参加がある。8月26、27の両日に東京で全国大会があり、3人のチーム「Amicus YTS」が優勝し、世界大会への出場を決めた。例年、競技ルールや使用できる部品などが世界同時に発表される。今回は1月15日に発表され、3人は約3カ月かけてロボットを作り、改良を重ねた。
 チームリーダーの佐和田さんは「世界一」と大きく書いた画用紙を玉城知事に見せ、「3人で力を合わせて頑張る」と気合を見せた。渡邉さんも「これまでの努力を無駄にしない」と決意を語り、金城さんは「世界一を目指すことだけでなく、楽しみながら頑張りたい」と話した。
 玉城知事は「チームとしていろいろなことにチャレンジして得た結果は大きい。世界での活躍を期待している」と激励した。 (嘉数陽)

日本代表としてロボットの国際大会WRO2023 PANAMAに出場することを玉城デニー知事(右)に報告した(左から)金城颯真さん、渡邉大士さん、佐和田優里さん=17日、県庁