青森と沖縄の織物作家が講師となり、多種多様な作品づくりの魅力を伝える「織りざんまい~沖縄ワークショップ」が10月25~27日に那覇市の首里染織館で、31日~11月1日に名護市の名護博物館でそれぞれある。首里織の担い手で伝統工芸士の川村早苗さんが企画した。川村さんと企画のサポーターで自然織り作家の出口富美子さんが10日、琉球新報社を訪れ「青森の手技や工芸文化に触れ、自分の作品づくりに生かしてほしい」と受講を呼びかけた=写真。
講師は川村さんのほか、青森県からフェルトワーク作家の後藤和子さんと、織り作家の関口律子さんを招く。後藤さんがフェルトのマフラーづくりを、関口さんが天蚕(てんさい)(山まゆ)からの緯糸紡ぎを教える。川村さんは絹着物地を素材にした、さをり織りを指導する。
ワークショップの時間はいずれも午前10時~午後5時。1日1講座の選択制で、連日の受講と初心者も可能。受講料は材料費込みで1講座1万円。申し込みは川村さん、電話090(7164)8356。
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沖縄で触れる 青森の手仕事 25日から「織りざんまい」
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琉球新報朝刊
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