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ハロウィーン「菓子配る」減 コロナ影響、行動に変化?


ハロウィーン「菓子配る」減 コロナ影響、行動に変化? ハロウィーンにやりたいこと、行きたい場所
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 調査会社インテージ(東京)が19日発表したハロウィーンに関する調査で、具体的な予定を尋ねたところ「お菓子を配る・もらう」が26・4%となり、新型コロナウイルス流行前の2019年に比べ7・3ポイント下がった。同社は「感染予防対策や、人付き合いの見直しなどコロナ禍で定着した行動が影響しているのではないか」と分析した。
 15~79歳の全国のモニターを対象に、9月29日~10月4日にインターネットでアンケートを実施。5千人から回答を得た。「やりたいこと・行きたい場所がある」と答えた1162人に具体的な予定を複数回答で聞いた。
 「テーマパークに行く」は16・4%。コロナへの警戒感が強かった21年の調査より9・5ポイント上昇した。コロナ5類引き下げ後初めてのハロウィーンで、若者を中心に外出やイベントに参加する人が増えるとみられる。
 「限定商品を買う」が39・6%で最も多く、「自宅の飾りつけ」が27・6%で続いた。19年は2位だった「お菓子を配る・もらう」は3位。
 今年のハロウィーンの平均予算額は5620円で、19年(5980円)の水準にほぼ戻った。