密輸撲滅、街頭でＰＲ　沖縄地区税関・通関業会

　沖縄地区税関と沖縄通関業会は１９日、那覇市のパレットくもじ前で密輸撲滅街頭キャンペーンを４年ぶりに実施した。税関職員ら約３０人が、密輸に関する情報提供を呼びかけるチラシを通行人に配布した＝写真。
　地区税関が今年１～６月に県内の空港などで摘発した不正薬物事犯は２４件（前年同期比９件増）、押収量は約４０９０グラム（同約４．８倍）。３年ぶりに覚せい剤を、４年ぶりに金地金を摘発した。地区税関の庄子真憲税関長は「県民の皆さまには薬物や銃器の密輸に関する情報提供をお願いしたい」と話した。