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沖縄の歴史学び伝える 県系留学生ら意気込み


沖縄の歴史学び伝える 県系留学生ら意気込み 県庁に照屋義実副知事(前列中央)を訪ね意気込みを語った留学生ら=20日、那覇市泉崎の県庁
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 県の「ウチナーンチュ子弟等留学生受け入れ事業」で9月から県内に滞在している留学生10人が20日、県庁に照屋義実副知事を訪ねた=写真。学生らはアルゼンチンやボリビア、アメリカなどからの県系人と、中国福建省と台湾の出身者ら。県内の大学や企業での研修などを通して沖縄の歴史や文化に対する理解を深めるほか、県内企業で実務や県民との交流にも取り組む。来年3月まで滞在する。
 名護市にルーツがあるブラジル出身の大城ラミレス・ジェリアネさんは「帰国後はブラジルで県系移民の歴史を伝えられるような人になりたい。そのために多くの人とも交流していきたい」と笑顔で話した。 (玉寄光太)