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山田文科政務官 辞意 文春不倫報道「深くおわび」


山田文科政務官 辞意 文春不倫報道「深くおわび」 山田太郎氏
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山田太郎氏
 山田太郎文部科学政務官(56)=自民党、参院比例=は25日、女性と不適切な関係を持っていたとの同日の文春オンライン報道を受け、盛山正仁文科相に辞表を提出したと明らかにした。共同通信の取材に文書で回答した。内閣改造後、政務三役が辞任するのは初めて。衆院議員の秋本真利被告(自民離党)が汚職事件で8月に外務政務官を辞任しており、岸田政権にとってさらなる痛手となる。
 山田氏は25日、X(旧ツイッター)に投稿し「妻以外の女性と男女の仲になった点は事実で、深くおわび申し上げる」と謝罪した。性行為の対価として現金を支払ったとの報道は「事実無根で、早急な法的対応を検討する」とした。
 山田氏は取材への回答で、参院議員については「職責を引き続き果たしていきたい」とした。盛山氏は山田氏から辞表を受け取ったと明らかにし、「大変有能な方なので残念という話をした」と述べた。山田氏は参院当選2回。企業経営を経て、2010年に参院選比例代表で旧みんなの党から立候補し落選。12年に繰り上げ当選した。