子の幸せ　考える機会に　来月３日、那覇で講演会

　保育園や介護施設などの運営について、第三者の目から評価する機関「ＮＰＯ法人介護と福祉の調査機関おきなわ」は１１月３日、那覇市の県総合福祉センターで、東洋大学名誉教授の森田明美さんを招き、講演会を開催する。入場無料。テーマは「子どもの権利を基盤にした子ども支援に取り組むことって」。子どもの権利条約の理念を踏まえ、大人がすべきことを考える。
　同ＮＰＯ法人の理事長の堀川美智子さん＝写真右＝と共に２５日に琉球新報社を訪れた與那原時子さんによると、保育園の園児のトイレにドアがないことや、一斉に食事をしたり、散歩に行ったりすることについて「子どもの権利が守られているか」という気付きが重要という。
　堀川さんは「子どもの生きる権利や虐待予防だけではなく、子どもにとっての幸せについて考える機会になる」と話し、参加を呼びかけた。申し込み締め切りは今月３１日でＱＲコードから。問い合わせは同法人、電話０９８（９７９）９５７７。