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国際社会から見た 日本の人権考える/来月12日、県博で講演会


国際社会から見た 日本の人権考える/来月12日、県博で講演会 講演会「世界から見た日本のヒューマンライツ」への参加を呼びかけるわたなべゆうこさん(右)と野原郁美さん=12日、那覇市の琉球新報社
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 英国エセックス大学人権センターフェローで写真家の藤田早苗さんを招いた講演会「世界から見た日本のヒューマンライツ」が11月12日午後6時半から、那覇市の県立博物館・美術館で開かれる。藤田さんは特定秘密保護法や共謀罪の課題を国連に通報し、2016年の国連特別報告者の日本調査に尽力した。
 講演会では、旧ジャニーズ事務所の性加害問題を一つの切り口に、国際社会から見た日本の人権問題を解きほぐす。
 主催する「藤田さんを沖縄へ呼ぶ会」のわたなべゆうこさん=写真右=と、野原郁美さん=同左=が12日に琉球新報社を訪れ来場を呼びかけた。わたなべさんは「国際的に見て日本の人権感覚がいかに遅れているかを学ぶ機会にしたい」と話した。
 参加費は一般1千円、学生は無料。問い合わせは、メールyuuko.watanabe3@gmail.com、または同会の電話090(1216)8693。