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「ジェンダー平等社会の実現へ」 おきなわ女性財団30周年 3団体5人に感謝状を贈呈


「ジェンダー平等社会の実現へ」 おきなわ女性財団30周年 3団体5人に感謝状を贈呈
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 おきなわ女性財団は18日、12月に設立30周年を迎えることを記念したイベントを那覇市西の県男女共同参画センターてぃるるで開いた。

 大城貴代子理事長は、1995年に開かれた国連の世界女性会議(北京女性会議)に向けて女性の運動が世界的に広がり、沖縄での前進にもつながった経緯を振り返りながら、「これからもジェンダー平等社会の実現に向けて頑張っていきたい」と語った。

 財団から、金秀グループ、一般社団法人沖縄県女性の翼、株式会社碧、渡名喜よし子さん、伊波輝美さん、奥村啓子さん、垣花みち子さん、マイルズ・デフォジュさんの3団体・5人に30周年記念の感謝状を贈呈した。いずれも直近10年に財団への寄付で貢献していた。

 その後、財団と県で実施している女性の人材育成講座「てぃるる塾」の公開講座を実施。ジャーナリストで元AERA編集長の浜田敬子さんが「日本がジェンダー後進国から抜け出すには~小さな変化を沖縄から日本社会へ」と題して講演した。

 (南彰)