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ヤングケアラーへの理解を 12月2日、沖縄大でシンポ


ヤングケアラーへの理解を 12月2日、沖縄大でシンポ おきなわCAPセンターの上野さやかさん=25日、那覇市泉崎の琉球新報社
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 教員や学校関係者などを対象に、県は「ヤングケアラーへの理解を深めるシンポジウム~気付きと繋(つな)ぎ方について~」を12月2日に沖縄大学で開催する。第1部は県の取り組みの説明と、沖縄大の名城健二教授が現状と支援方法について講話する。第2部はヤングケアラー当事者で大学生の仲宗根杏樹さん、神森小の内田篤校長、スクールソーシャルワーカーの崎原美智子さんの3人が登壇しパネルディスカッションをする。

 共催のおきなわCAPセンターの上野さやかさんは緊急性の高い事案が優先され、ヤングケアラーは後回しにされがちだとし「なぜ支援が必要か、何ができるか考える機会になれば」と話した。対象は学校関係者のほか、市町村関係機関の職員など。講演は午前9時半~正午、事前予約が必要。申し込み、問い合わせは、電話080(3943)0189。(午前9時~午後4時)