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「県民の会」に公開質問状 元宮古島市議ら 「若者バッシング強くなった」発言の経緯など11項目


「県民の会」に公開質問状 元宮古島市議ら 「若者バッシング強くなった」発言の経緯など11項目 「県民平和大集会」に参加するため、奥武山公園陸上競技場に集まった人たち=23日、那覇市(小川昌宏撮影)
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 11月23日に那覇市で開催された「11・23県民平和大集会」に絡み、元宮古島市議の石嶺香織さんを代表としたグループが11月29日、主催団体の「沖縄を再び戦場にさせない県民の会」に公開質問状を送った。回答の締め切りは12月13日。


 集会前まで特定の宗教団体が使うデザインや文言と同じロゴやキャッチコピーを用いていた点や、「県民の会」事務局長の山城博治氏が集会で行動提起する際、若者をバッシングする声が強くなったという内容の発言をしたことなどについて、経緯や対応など11項目にわたって質問している。質問状には石嶺さん以外に県内外102人が賛同している。

 11月の集会前にロゴやキャッチコピーに関する指摘がSNSであったことから、「県民の会」はこれらの使用をやめてウェブサイトで釈明していた。
 山城氏は「内容はまだ把握していないが、詳細を確認した上で役員と協議して対応を検討したい」と話した。