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駐在所警官の配偶者を表彰 沖縄県警、活動支えに


駐在所警官の配偶者を表彰 沖縄県警、活動支えに 優良駐在所職員配偶者として表彰された仲本唯さん(前列右から2人目)、渡嘉敷晴美さん(同3人目)、屋良貴子さん(同4人目)=23日、那覇市泉崎の県警本部
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 沖縄県警は23日、通算600日以上駐在所に勤務する警察官の活動を支えた配偶者をたたえようと、優良駐在所職員配偶者表彰式を那覇市泉崎の県警本部で開いた。「駐在さん」のパートナー3人が表彰された。

 駐在所の警察活動を支えたとして表彰されたのは、屋良朝南巡査部長(与那原署久手堅駐在所4年)の妻貴子さん)、渡嘉敷真貴巡査部長(名護署平良駐在所5年)の妻晴美さん、仲本裕司巡査長(宮古島署城辺東駐在所3年)の妻唯さん。

 表彰式で鎌谷陽之県警本部長は「駐在所に勤務する警察官の活動を支えていただき、管内住民の安全と安心の確保にご尽力いただいた」と述べ、感謝した。

 渡嘉敷巡査部長は「妻はまわりに溶け込むのが上手で日々、地域と駐在の距離を縮めてくれている」と感謝した。晴美さんは「夫は月に数回、小学校での読み聞かせに参加している。触れ合った子どもたちからは『将来は警察官になりたい』という声も聞かれて、誇らしい」と笑顔で話した。

 (名嘉一心)