琉球新報掲載の4こま漫画「がじゅまるファミリー」原画展の一環で、作者のももココロさんによる漫画教室&トークが3日、那覇市の県立図書館で開かれた。参加者59人が、ももさんから漫画にまつわる豆知識を学び、4こま漫画のひとこまを描いた。
ももさんは漫画作成の豆知識として「はしゃぐ」「ひらめく」といった場面で用いる特有の表現記号を紹介。登場人物の気持ちを分かりやすく伝えるために表情に工夫を凝らす点も伝えた。
参加した宜野湾市内の小学2年の児童は「怒った表情を工夫して描いた。面白い話をいっぱい聞いた」と感想を話した。琉大付属小3年の児童は「がじゅまる」の大ファン。「仕事をさぼっているサラリーマンと、悪いことをしようとしている人の表情を描いた」と話した。「好きなキャラクターはマンタくん」と笑顔を見せた。
原画展は11日まで。同図書館4階交流ルームで開催。午前9時~午後8時、火曜休館。入場無料。
(高江洲洋子)