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嘉手納基地騒音 旧盆6~7割減 県が自粛要請


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【中部】FIBAバスケットボールワールドカップ(W杯)が沖縄市の沖縄アリーナで開幕した8月25日、米軍嘉手納基地周辺の沖縄市、嘉手納町、北谷町で合計462回の航空機騒音が発生した。騒音最大値は北谷町砂辺の109・3デシベルだった。旧盆期間は28日が145回、29日が173回、30日が152回で、25日と比べて6~7割減少した。
 旧盆期間中に騒音発生回数が減少した理由について、嘉手納基地の第18航空団は本紙の取材に対し「盆の期間、飛行を最小限に抑え、騒音軽減措置を強化した」と回答した。県は米軍に対し、旧盆期間中は訓練飛行などを自粛するよう申し入れていた。
 (石井恵理菜)