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「停止」期間中に飛行 普天間所属ヘリ 米軍「例外措置」


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 沖縄防衛局によると、20日午前8時ごろ、宜野湾市の米海兵隊普天間飛行場に所属する米軍ヘリ7機が同飛行場に着陸した。米海兵隊は戦闘機などの墜落が相次いだ影響で、日本時間の19日、米国内外の全航空機を対象に2日間の飛行停止措置を発表していた。
 防衛局によると飛行停止期間は19、20の両日。同飛行場所属ヘリが停止期間中に飛行したことについて、米側から「運用上の必要性に伴う例外措置の一つ。機体が本来の基地に帰投するため」と説明を受けたとしている。宜野湾市によると19日、同市の騒音測定局で複数の騒音が確認された。防衛局によると同日、普天間飛行場で米軍機の離着陸は確認されていないという。市担当者は「飛行停止期間中に実際にどのような整備、確認があったか防衛局を通し米側に確認している」と述べた。 (名嘉一心)