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日米合同訓練 反対訴え 来月12日沖縄市で集会


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 10月14~31日に県内全域で実施される日米共同訓練「レゾリュート・ドラゴン23」に関し、中部地域の市民団体が10月12日午後4時半から、沖縄市の胡屋十字路で反対集会を開催する。防衛省は沖縄市の沖縄訓練場に陸上自衛隊の補給拠点として弾薬庫5棟を建設し、うるま市の勝連分屯地に地対艦ミサイル部隊を配備しようとしており、日米一体化による南西シフトで地域住民の暮らしが脅かされるという懸念が背景にある。
 第4次嘉手納基地爆音差止訴訟原告団や自衛隊の弾薬庫等建設に反対する沖縄市民の会、ミサイル配備から命を守るうるま市民の会が中心となり、22日に市民集会の実行委員会を発足させた。近く記者会見を開き、開催を公表する。県内全域から参加を呼びかける。
 集会の名称は「戦争準備の日米合同訓練反対!弾薬庫・ミサイル配備ゆるさない市民集会」を予定。嘉手納基地周辺のデモ行進も調整している。普天間爆音訴訟団も参加する見通し。 (明真南斗)