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「軍事費より脱貧困」「誰もが教育を受けられる社会に」 那覇で集会、女性ら30人が訴え


「軍事費より脱貧困」「誰もが教育を受けられる社会に」 那覇で集会、女性ら30人が訴え 軍拡や軍事費増加よりも差別や格差を是正しようと訴える参加者ら=9月30日、那覇市の新都心公園前
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 女性の声で政治の変革を求める「フェミブリッジアクション@沖縄」が9月30日、那覇市おもろまちで開かれた。この集会は「女性の声で政治を変えよう」を合言葉に、全国各地で女性を中心とした街頭演説が行われていることに共感した県内在住の女性有志らが企画した。集会には約30人が参加した。

 参加者らは、国際女性デーなどで用いるテーマ色のミモザイエローの洋服やスカーフなどを身に着け、プラカードを掲げ、スタンディングやリレートークを行った。防衛費の増額やミサイル配備ではなく、貧困や差別をなくそうと道行く人々に訴えた。

 呼びかけ人の高岡直子さん=南風原町=は、軍事費が増大していく中で女性たちの役割が重要になっているとし「女性同士が思いを語り、人々に訴え、手を取り合う場が必要だ。参加者らの社会に対する思いを聞いて、勇気をもらった」とした。

 リレートークでマイクを握った大学生の内野そらさん=東京都=は、サークルの合宿で来県中に集会を目にし参加した。中学生の時から教育格差に関心があるといい「誰しもが教育を受けられる社会にしてほしい」と訴えた。

 (玉寄光太)