米兵3人が15日未明に那覇市内の県立高校に侵入した疑いで逮捕されたことを受け、半嶺満県教育長は16日、県議会文教厚生委員会で「生徒の教育活動が行われる校舎内に米軍人が侵入したことが事実ならば誠に遺憾であり、あってはならない。警察の捜査結果を注視し、対応を検討したい」と述べた。侵入被害に遭ったのは県立首里高校で、県内ではこれまでも学校敷地内に米軍車両が侵入するなどの事案が発生し、その都度、強く抗議し再発防止を要請してきたという。
首里高校では16日、校長が全生徒へ事件の内容を説明した。実況見分で警察が校内に出入りすることも伝え、不安にならないよう呼びかけた。
事件の概要は
那覇市内の高校に侵入した疑い 米兵3人を逮捕 未明に防犯センサーが感知、警備会社から通報
那覇署は15日、那覇市内の県立高校の建物内に正当な理由なく侵入したとして、建造物侵入容疑で米兵3人を逮捕した。 逮捕されたのはいずれも嘉手納基地所属の米空軍 …