多彩な演目 会場を魅了 琉球古典芸能祭閉幕


多彩な演目 会場を魅了 琉球古典芸能祭閉幕 幕開けで斉唱する受賞者ら=23日、名護市民会館
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 第57回琉球古典芸能コンクール受賞者らが出演する第57回琉球古典芸能祭(琉球新報社主催)は23日、4日間の日程を終えて閉幕した。名護市民会館で開かれた最終日の公演は斉唱「かぎやで風節・恩納節・辺野喜節」で幕開け。箏曲斉唱や器楽合奏、舞踊など15演目が披露された。
 最高賞、優秀賞、新人賞、過年度受賞者による器楽合奏「渡りぞう・瀧落し・湊くり節・鳩間節」は息の合った演奏で、曲の世界を豊かに表現した。舞踊部門最高賞の下地麻祐梨さんは「柳」を披露し、しなやかな舞で観客を魅了した。野村流三線部門最高賞を受賞した祖堅勇作さん、親田鈴さん、玉城千佳さんはそれぞれの曲を情感たっぷりに歌い上げた。(12月2日付紙面で写真特集)