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軍事化反対 思い新たに 県民の会 全国の団体と交流


軍事化反対 思い新たに 県民の会 全国の団体と交流 ガンバロー三唱で締めくくる全国の市民団体のメンバーら
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ガンバロー三唱で締めくくる全国の市民団体のメンバーら
 沖縄を再び戦場にさせない県民の会は23日夜、那覇市のパレット市民劇場で「11・23県民平和大集会・全国交流集会」を開催した。主催者発表で約200人が出席した。同日、奥武山であったメイン集会に参加した全国各地の市民団体のメンバーらが一堂に会した。各地での活動の様子を共有し、沖縄で進む軍事化に反対する意志を改めて共有にした。 
 主催者を代表して同会共同代表の瑞慶覧長敏さんは、メイン集会を振り返り「若者の感性もあり、これまでにない特別な集会だった。私たちは序章でスタートラインに立ったばかり。子や孫に戦争を引き継がせない」と力強く語った。
 集会では県外14の市民団体があいさつした。あいち沖縄会議メンバーの山本みはぎさんは「地元の小牧市では、沖縄に配備予定のミサイルを製造している。当事者意識を持った反戦運動を展開している」と活動の様子を述べた。
 辺野古土砂搬出反対全国連絡協議会の共同代表で愛媛県在住の阿部悦子さんはメイン集会の場面を振り返り、「デニーさんが会場に入った時(県民が)声援を送っていた姿が印象的だった」と話した。
 集会には米国、ハワイ、台湾、韓国からもメッセージが寄せられた。 (渡真利優人)